高知高専タイトル
物質工学科
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【JABEE対応教育プログラム「物質工学」の概要】


本教育プログラムでは,基礎的及び専門的な知識・技術を修得,活用して豊かな創造力を培い,問題解決能力や実践行動力に優れた技術者の育成を目指します。

本教育プログラムの基盤である物質工学科は,本校設立時には工業化学科としてスタートし,多くの優秀な卒業生を,高知県内外の企業や公共機関へ送り出し,工科系高等教育機関として高い評価を受けています。この間,数次にわたる教育課程の改訂や施設設備の整備充実を通して,学生や企業等の社会の要望に応えるべく,積極的に教育改善を行ってきました。平成7年度には,工業化学科を物質工学科に改組し,「材料化学コース」と「生物・生産工学コース」を設けました。平成12年度の専攻科・物質工学専攻の設置により,本科(物質工学科)と併せた本教育プログラムの基礎ができました。本教育プログラムは,実践的技術者育成を行う高等専門学校の特色を生かしながら,効率的なカリキュラムを設定して,広く国際化にも対応できる素養を持つ人材を育成するように体系付けられています。

高知高専・本科は5年間一貫教育のもとに実践的技術者教育を行っています。専攻科は,この上に創造力,研究開発能力を備えた技術者の育成を目指しており,本科・専攻科を合わせた7年一貫教育プログラムの最終段階となっています。

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【本校の教育方針】


高知工業高等専門学校の教育方針は,「学生自らすすんで実践することによって,学問的,技術的力量を身につけ,徳性を養い将来,創造力のある風格高い人間・技術者として国際社会を主体的に生きることを目指させる。」ことであり,さらに専攻科においては「実践的技術を駆使する研究開発能力をもつ技術者の育成と広い視野を持ち,国際性に優れ,協調性と指導力のある風格高い人間・技術者の養成」を目指している。

JABEE「物質工学プログラム」(化学および化学関連分野)の学習・教育到達目標は以下のとおり3つの大項目を設け,技術者としての倫理,知識,能力を身につけ,自立心を持ち,積極的に行動できる人材を育成するものとなっている。その関連図を下図に示す。

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図 学習・教育到達目標の項目と7年一貫・早期・実践的技術者教育


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【育成しようとする技術者像】


物質工学科と物質工学専攻の7年一貫教育で育成される技術者像は,次の5項目を備えた技術者です。

(1) 充実した基礎学力を有し,時代の変遷や異分野の問題に柔軟に対応できる広い視野と応用力を身につけた技術者

(2) 社会の問題を理解し,自ら課題を設定し解決するための方法を創造・表現することのできるデザイン能力を備えた技術者

(3) 自立心をもち,自ら判断し積極的に行動できる実践力とマネージメント能力を有する技術者

(4) 協調性をもって取り組むことができ,国際的適応力,チーム力,指導力をもった技術者

(5) 人間と自然環境との調和を理解し,社会的責任や倫理的判断力をもった技術者


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【物質工学教育プログラムの学習・教育到達目標(学習・教育目標)】


1. 基本的人格と社会的責任(技術者倫理)

(A) 社会との関わりに配慮した,徳性豊かで風格高い人間・技術者

(A-1) 地球環境との関わりの中で科学技術のあり方を理解できる

(A-2) 法律,経済,価値観,文化等幅広い教養基礎知識を理解し,
相互理解を深めることができる

(A-3) 技術者の社会的責任を数多くの問題事例,疑似体験等を通じて風格高い人間・技術者像を理解できる


2. 基礎的技術の修得と活用(技術者知識)

(B) 早期一貫教育による数学,自然科学,情報技術や化学及び生物に関する専門基礎知識

(B-1) 7年一貫教育として低学年から継続的な数学,物理,情報技術の基礎と応用を理解できる

(B-2) 応用数学,情報処理技術などを含む工学基礎を理解できる

(B-3) 単位,化学量論,移動現象などの化学工学の基礎を理解できる

(B-4) 化学及び生物に関する基礎的な知識を理解できる

(C) 実験・実習を重視した実践的技術

(C-1) 7年一貫教育として低学年から継続的に実践的技術を習得することができる

(C-2) 高度な専門分野の実践的技術を習得することができる

(D) 地域貢献や発展を目指した,新素材・バイオ・環境保全などに関する専門応用知識

(D-1) 新素材に関する知識や技術を理解できる

(D-2) 生物工学に関する知識や技術を理解できる

(D-3) 環境工学に関する知識や技術を理解できる

(E) 世界に飛躍するために必要な基礎的語学力やコミュニケーション能力

(E-1) 日本語の記述方法・表現能力の基礎を通じてそのプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を身につけることができる

(E-2) 基礎的な英語表現能力から専門の英語文献講読のための英語基礎構造を理解できる

(E-3)「聞く」,「読む」の技能に重点をおいてTOEICテストに対応できる実践的な英語能力を身につけることができる

(E-4)「話す」,「聞く」に焦点をあてた英語によるコミュニケーション能力を身につけることができる

(E-5) いろいろな言語とその文化・社会について広い視野から触れ,国際的に通用する視点を持つことができる


3. 豊かな創造力と行動力(技術者能力)

(F) 豊かな創造力・指導力を持ち,技術的諸問題を主体的に解決する能力

(F-1) 物質工学に関する専門的知識と実践的技術を自主的,計画的,継続的に学習できる能力を身につけることができる

(F-2) 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め,その成果をまとめる能力を身につけることができる

(F-3)基本的な専門知識と実践的技術を社会が要求する学術研究課題や技術的諸問題の解決に利用できる応用能力,デザイン能力,マネージメント能力,チーム能力を身につけることができる


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表 1 学習・教育到達目標と基準1の(2)の(a)〜(i)との対応

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各学習・教育目標 〔(A),(B),(C)…〕が基準1の(2) の知識・能力 〔(a)〜(i)〕を主体的に含んでいる場合には ◎印を,付随的に含んでいる場合には○印を記入しています。

参考)JABEE基準1の(2):これは,技術者が化学及び関連のエンジニアリング分野の修得すべき知識・能力を示したものです。

(a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養

(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に関する理解

(c) 数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力

(d) 当該分野において必要とされる専門知識とそれらを応用する能力

(e) 種々の科学,技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力

(f) 論理的な記述力,口頭発表力,討議等のコミュニケーション能力

(g) 自主的,継続的に学習する能力

(h) 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め,まとめる能力

(i) チームで仕事をするための能力

上記の(d)は具体的には以下の(1)〜(4)に要約されます。

(d)の(1) 工業(応用)数学,情報処理技術を含む工学基礎に関する知識,およびそれらを問題解決に利用できる能力

(d)の(2) 物質・エネルギー収支を含む化学工学量論,物理・化学平衡を含む熱力学,熱・物質・運動量の移動現象論などに関する専門基礎知識,およびそれらを問題解決に利用できる能力

(d)の(3) 有機化学,無機化学,物理化学,分析化学,高分子化学,材料化学,電気化学,光化学,界面化学,薬化学,生化学,環境化学,エネルギー化学,分離工学,反応工学,プロセスシステム工学など化学に関する分野の内の4分野以上に関する専門基礎知識,実験技術,およびそれらを問題解決に利用できる能力

(d)の(4) 上記(3)の分野の1分野以上に関する専門知識,およびそれらを経済性・安全性・信頼性・社会および環境への影響を考慮しながら問題解決に利用できる応用能力,デザイン能力,マネージメント能力。


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【履修対象者】


本校専攻科の物質工学専攻への入学者全員が原則としてプログラム履修者となる。

 ただし,本校の物質工学科以外の高等教育機関等からの入学者に対しては,以下の資格審査と支援を行い,専攻科修了生全員を本教育プログラム修了者とするための教育を行う。

 (1)該当入学生が卒業した高等教育機関のカリキュラムとシラバスを本校本科のものと比較・照査し,本教育プログラムの学習・教育目標の評価に必要な修得単位の対応と学習保証時間を審査し,その達成レベルを評価する。

 (2)必要に応じて,面接,筆記試験,口頭試問などにより各学習・教育目標の達成レベルを確認し,本科の授業科目の受講やその他の補講等を行い,達成基準に到達できるよう支援する。
以上の資格審査は,物質工学専攻会議により厳正に行う。

物質工学専攻のアドミッションポリシー


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【履修科目】


本科一般科目の教育課程,本科物質工学科の教育課程,専攻科物質工学専攻の教育課程に履修科目が示されています。本科4・5年と専攻科1・2年で,学習・教育到達目標を達成するために必要な授業科目の流れを示します。履修登録については,履修者登録願の様式を用います。

本科一般科目の教育課程(2013)

本科物質工学科の教育課程(2013)

専攻科物質工学専攻の教育課程(2013)


学習・教育到達目標を達成するために必要な授業科目の流れ(平成25年度入学生用)

学習・教育到達目標を達成するために必要な授業科目の流れ(平成26年度入学生用)


○履修者登録願(ワードファイル)


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【修了要件】


・要件1:物質工学科を卒業していること  他の高等教育機関等からの専攻科入学生の場合は,高知高専・物質工学科卒業に相当すると認定されること

・要件2:本校専攻科物質工学専攻を修了していること

・要件3:学士(工学)の学位(大学評価・学位授与機構による)を取得していること

修了の判定は,物質工学専攻会議において行なわれ,教務委員会で承認されます。

○達成度点検表(エクセルファイル)

  H25専攻科入学生用    H26専攻科入学生用


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【JABEE対応教育プログラム「物質工学」履修の手引き】


本教育プログラムの履修生のために履修の手引きを作成しています。

この手引きやシラバスを含む学習のための資料は,全学生へ貸与している携帯情報端末用のアプリケーションHandoutからいつでも確認できるようにしています。


JABEE対応教育プログラム「物質工学」履修の手引き(平成25年度入学生用)

JABEE対応教育プログラム「物質工学」履修の手引き(平成26年度入学生用)

自己成長力を加速するICT活用教育

携帯情報端末用のアプリケーションHandout


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【リンク集】


○学習・教育目標と授業科目の対応表  

  H25専攻科入学学生用    H26専攻科入学学生用


○履修要件・修了要件


○履修の手引

  H25履修の手引    H26履修の手引


○履修者登録願(ワードファイル)


○達成度点検表(エクセルファイル)

  H25専攻科入学生用    H26専攻科入学生用



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